振り向いて…



お互いがお互いを想ってキスするのが当たり前。


そう思ってたけど、流香を突き放したのは俺だけど。


「やだっー…ふぅっ……」


本能には勝てなかった。


流香が泣いていることに気付き唇を離す。。


それと同時に今俺がなにをしたかのことの重大さに気付かされる。


「こんなことされてどうすんだよ。だからやめとけ。」


「大嫌いだから…?」


「あぁ。」


本当は好きだから関わるんだ。


好きだからキスしたくなるんだ。


好きだから…………


「さいってい!!もう、出てって!!!」





< 40 / 200 >

この作品をシェア

pagetop