リフレイン〜2nd Season〜
「じゅ、潤…?」
「もう無理。我慢できない」
潤はそう言うと、あたしの首筋に唇を這わせた。
「ちょっ!まっ…」
塞がれた唇。
逃げようとしても許してくれない。
「んっ…!ふ……う…」
あたしは潤の激しいキスに、ただ答えるしか出来なかった。
そして唇を離すなり体中を熱く、激しく愛撫されて、あたしの意識は遠退きそうになる。
「――…っ…!ん…っ」
潤があたしの中に入ってきて、再び快楽の波に呑まれる。
激しく軋むベッド。
熱く重なる体。
あたしは潤の背中に腕を回し、ただ潤を受け止めていた――…
――…
「……き…ずき…!水樹!」
「……ん〜…?」
あたしは目を擦りながら、ゆっくり瞼を上げた。
「そろそろ出ないと、倉橋の結婚式間に合わねぇよ」
「へっ!?あっ!そっか!結婚式だったね!」
あたしはハッとして勢い良く体を起こした。