リフレイン〜2nd Season〜
「……それは…分かんねぇけど…でも…」
潤はあたしを背もたれに押し付けた。
「で、でも…?」
あたしは潤の行動にドキドキしながらも問い掛ける。
「……その子がやりたいって言うなら…覚悟の上でなら…了解するかな」
潤はそう言うと、あたしの両肩をシートに固定し、首筋に顔を埋めた。
「あっ……」
首筋に走るチクッとした甘い痛み。
その優美な感覚に涙腺が弱くなる。
「……じゅ…ん…あたし…」
「ん?まだ足りない?」
そう言ってカットソーを少しはだけさせ、胸元にキスを落とす潤。
「んっ……あた…しも…潤と、同じ…だよ…その子が…やりたいことなら…反対しない…」
潤はニコッと微笑むと、あたしの唇を熱く塞いだ。
ねぇ、潤。
これから待ってる幸せな未来は
きっと…実現できるよね?
あたし達なら…。