リフレイン〜2nd Season〜
――…
「ん……?」
あたしは眩しい光の中、目を覚ました。
ぼやける視界。
目の前にある真っ白な天井。
あたしは自由の利く右手で、目を擦った。
「水樹!目が覚めたのか!?」
ベッドの横から声がして、あたしはそちらを見る。
「じゅ…ん…?」
あたしは予想外な人物に目を丸くした。
え!?
てか、なんで潤がここに…。
仕事中じゃないの…?
「かなり驚いてるって顔してるな」
「へっ?」
潤はクスクス笑いながら言った。
「え?でもなんで……てか、ここって…」
「あぁ、病院だよ。緒方さんから連絡もらってさ。俺等もあの後、人質の保護に行ったし、心配だったから寄ったんだ」
ほ〜…なるほどね。
緒方さんが話したのか。
「あ、それに来てるのは俺だけじゃねぇよ」
「えっ?」
俺だけじゃないって?
あたしは不思議に思い、首を傾げた。