リフレイン〜2nd Season〜
「潤、ありがとね?来てくれて…」
「ん?いいよいいよ。気にすんな」
潤は優しく微笑んだ。
「あ、そうだ。水樹、俺さ…」
「ん?」
潤は何か言いかけたみたいだけど、口をつぐんだ。
「いや…やっぱ何もねぇわ」
「え〜!!教えてよぉー!気になるじゃーん!」
あたしは潤を急かすように言った。
だってホントにこういうの、気になるんだもん!
「そのうち分かるから。今は内緒な」
潤は“な?”と、あたしに言い聞かせるように言った。
「ん〜……分かった。」
あたしは仕方なく頷いた。
「んだよ、浮かない顔して…そんなに気になるか?」
潤はスッキリしないあたしの表情を見かねたのか、顔を近付けてきた。
「だって――……んっ…」
いきなり唇を塞がれて、戸惑うあたし。
え?
えっ!?
目を見開いていると、ゆっくり唇が離れた。