リフレイン〜2nd Season〜
好きな女―side健太―
う、嘘だろ。
だってあの朱里が…だぞ?
『今、Bar noaで飲んでるの。1人で寂しいから来なさいよ!』
さっき届いた一通のメール。
俺は驚きのあまり、放心状態。
ってか!早く返信しねぇと…
『分かった。今行く』
俺はそう返信すると、着替えて家を出た。
車で移動すること20分。
ようやくお目当ての場所、Bar noaが見えた。
朱里はここが行きつけのバーだって言ってたっけな。
確かに雰囲気良いし、行きやすいから俺もけっこう行く。
ま…朱里が好きだから…なんだけどな。