リフレイン〜2nd Season〜
――その日の夜、結婚式場内ホテル。
「……っ…んっ…」
熱いキス。
絡み合う熱い吐息。
重なり合う汗ばんだ肌。
身体中にキスを落とされる度、あたしはたまらず、シーツを握り締めた。
いつも以上に甘く、濃厚な行為に胸が苦しくなる。
「水樹……大丈夫か?」
「はぁっ……ん…大、丈夫…」
あたしは途切れそうな意識の中で、必死に言葉を繋いだ。
潤は愛撫する手を止めると、あたしを優しく抱き締めた。
「じゅ…ん…?」
「なぁ、水樹……」
潤はあたしの頬を撫でた。
……どうしたの?