リフレイン〜2nd Season〜
「どしたの…?」
「……水樹、避妊した方が良い?」
潤はあたしの目を見つめながら言う。
ひ、避妊…?
あ、そっか。
もう結婚してるんだし、赤ちゃん欲しいよね。
てか、あたしも欲しいし。
「……水樹がまだ嫌だって言うなら避妊するよ。…どうする?」
そんなの…
もうとっくに決まってるよ。
「……避妊…しないで…」
あたしは潤の首に腕を回し、ぎゅっと抱き着いた。
潤は了解したようにあたしを抱き締め返すと、避妊せずにあたしの中に入ってきた。
「……っ…あぁ…じゅ…ん…」
「……っ…水樹…」
初めて感じる、そのままの潤。
いつもより快楽の波が激しくて
あたしは何度も意識を飛ばしそうになった。
“愛してる”と何度も耳元で囁く潤。
その度にあたしの頭はボーッと麻痺して
潤のこと以外、頭になかった――…