リフレイン〜2nd Season〜

「そう。なら良いけど」




朱里はそう言うと、微笑んだ。




その日、あたしは訓練日だったので朝から射撃訓練に向かった。













――バンバン!




あたしは二発の銃弾を的に撃ち込んだ。




ん〜…当たってるけど…
もっと綺麗に当てたいな。




あたしは再び銃弾を撃ち込む。




あっ!
綺麗に当たった!
やった〜♪♪




あたしはしばらく訓練すると、休憩に自販機に行くことにした。




「あら、水樹!」




後ろから声を掛けられ、振り向く。




「――美姫!」




そこにいたのは、親友・美姫の姿だった。




「どしたの?美姫も訓練?」




「えぇ。特に事件が無かったから訓練しに来たのよ。ちょっと話さない?」




「うん、いいよー♪」




美姫は自販機の横にあるソファに腰掛けた。




あたしも追うように前に腰掛ける。




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