リフレイン〜2nd Season〜

あたしは潤に感謝しながらもソファに体を預け、目を閉じた。













「――き…みずき…水樹!」




ん?
あたし、誰かに名前呼ばれてる?



いや、聞き覚えある…。
あたしの大好きな声。




安心する、優しい低い声。




あたしはゆっくり目を開けた。




「水樹!何こんなとこで寝てんだよ…。風邪でもひいたらどうすんだよ」




「ん?あれ?潤!」




目の前にいたのは潤だった。




潤は心配そうにあたしの顔を覗き込む。




「ごめーん!なんか寝ちゃってた」



あたしはゆっくり体を起こす。




「お腹の子になんかあったら大変だろ。ほら、寝室行くぞ」




潤はあたしを軽々と抱き上げると、寝室に運んだ。




「具合大丈夫か?」




「ん、ちょっとはマシになったよ!ありがとね潤♪」




あたしは潤のほっぺに軽くキスをした。




その瞬間、部屋に響いた“チュッ”というリップ音。




な、なんか恥ずかしい…////




けどなんか嬉しいーーっ////(笑)



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