リフレイン〜2nd Season〜
すると間もなくして、優輝から返信が来た。
『いいよ。じゃあ俺の部屋来る?』
優輝の部屋か。
久しぶりに行きたいな。
最近は、外でしか会ってなかったし。
『うん。じゃあお邪魔しよっかな』
送信。
あたしはケータイを閉じ、タクシーを拾い、自宅に戻った。
ついに今日、優輝に話すんだ。
でも、まだ怖い。
優輝に拒絶されないか心配。
けど…逃げてちゃ始まらない。
初めっから逃げ腰じゃダメだ。
少しして、自宅に着いた。
優輝が仕事帰りに迎えに来てくれることになってるから、家で待ってることにした。
あたし、今日仕事休んだもんな。
あんまり休んだりしちゃいけないのに…。
まぁ今日は仕方ないけど…。
あたしは部屋に着くと、鍵を開け、中に入った。