リフレイン〜2nd Season〜
「ん〜優輝、何時頃着くかな」
あたしは鏡を見て、髪をとかした。
「――…あ…」
あたしは自分の胸元を見て、ハッとした。
赤く色付いたキスマーク。
前に優輝に抱かれた時に付けられたやつだ…。
あたしはそのマークを見て、顔が熱くなった。
あたしを抱いてる時の優輝の表情、吐息を鮮明に思い出して
体まで熱くなる…。
あたしは鏡から目を逸らすと、リビングに戻った。
――〜〜♪〜♪♪〜
しばらくしてケータイが鳴った。
あたしは急いで手に取る。
あ、優輝から電話だ!
「はいっ!」
あたしはすぐに電話に出た。
『美姫?俺だけど、着いたから出てきてくれるか?』
大好きな優輝の優しい声。
あたしはその声を聞いただけで、キュンッと胸をときめかせた。