リフレイン〜2nd Season〜
「美姫、結婚しよう。俺が幸せにする」
「ゆうっ……」
「俺自身も、お前とじゃねぇと幸せになれねぇ。今までもこれからも美姫以外ありえない」
優輝はそう言うと、再び優しく唇を重ねてきた。
「あたし……なんかで…いいの…?」
あたしは少し顔を上げながら言った。
「当たり前だろ。“あたしなんか”とか言うんじゃねぇよ。美姫は十分いい女だ」
優輝はそう言うと、あたしの体を強く抱き締めた。
あたしは嬉しさのあまり、涙が止まらなくなった。
優輝が妊娠を受け入れてくれた事実。
そして…最高のプロポーズ。
「あたしで良ければ…っ…よろしくお願いします…」
あたしは優輝の胸に顔を埋めながら言った。
「こちらこそ」
優輝はあたしの頭を優しく撫でた。
ありがとう、優輝。
あたし、あなたを好きになって良かった。
あなたと一緒になれて良かった――…