リフレイン〜2nd Season〜
あたしと桐島ちゃんは車に乗り込んだ。
「あ、桐島ちゃんあたしのマンション分かるっけ?」
そういや、桐島ちゃんに送ってもらうのは初めてだし…
「分かるよ。美姫と前に遊び行ったことあるだろ?その時に覚えた」
「あ、そうだったね」
えっ?
たったあれだけで覚えたの!?
桐島ちゃん、スゴイ…
「つーかさ。お前、マジで無茶はすんなよ?」
「へっ?」
桐島ちゃんはハンドルを器用に操作する。
「お前は特殊部隊にいる時からすぐに無茶する奴だったからな。それがSPに変わっても変わらねぇだろうからな」
「アハハッ!無茶=あたしみたいなカンジだったからね〜(笑)」
「だな。(笑)とにかく無茶はよせよ?戸田さんも心配するからな」
「うん!そうだね。気を付けるよ」
あたしは桐島ちゃんに微笑んだ。
「あっ!そう言えば美姫とは上手くやってる?」
美姫と桐島ちゃんは付き合ってるんだもんね。
2人ともあたしの大事な仲間だから気になるよ。
「あぁ。上手くやってるよ。心配すんなよ」
桐島ちゃんはニコッと笑った。
「桐島ちゃんっ!美姫を泣かせたら…どうなるか分かるよね?(笑)」
「ぷっ。分かってるよ。水樹が怖くて泣かせたりなんか出来ねぇからな」