リフレイン〜2nd Season〜
あたしは留架さんを見て、微笑ましく思った。
「ねぇ二宮、月島!どっちがいいと思う?」
留架さんは2着のワンピをあたしと朱里に見せた。
「ん〜どうかしら…左もいいけど…右もいいわね」
朱里は腕を組んで考えている。
ちなみに右が白のワンピで、左が淡いブルーのワンピ。
確かに両方流行りの色だし、可愛い。
「うーん…でも留架さん色白いし、白のほうが似合うと思うけどなー」
あたしは白のワンピを指差した。
「あらそう?あたし的にはブルーのほうが良い気もしたんだけど…」
「いえ、あたしも水樹と一緒です。留架さんは白のほうが似合うと思いますよ♪」
朱里はニッコリと微笑んだ。
「そう…じゃあ…これにしましょ♪」
留架さんはブルーのワンピを棚に返した。
「あたしが買ってきますよ」
「あら、ありがとう」
あたしは留架さんのワンピを受け取る。
「支払いはこれでいいから」
留架さんはそう言うと、財布からカードを出した。
「はーい、分かりました〜」
あたしはカードを受け取ると、レジに向かった。
支払いを済ませ、留架さんにカードとワンピを渡す。
「ありがとね」
留架さんは柔らかい笑顔を向けてきた。