リフレイン〜2nd Season〜
ガラッ!
「朱里っ!大丈夫ー?」
あたしは元気良く病室に入った。
見るとベッドに横たわり、眠っている朱里と横の椅子に座っている健太がいた。
「みず!やっと来たか」
「うん、朱里は?大丈夫?」
「おう。さっき手術終わったとこでまだ寝てるよ。命に別状はないってさ」
「ホント!?良かったぁ〜」
あたしは胸を撫で下ろすと、健太の隣にあった椅子に腰掛けた。
「あ、留架さんは?無事に送り届けたか?」
「うん。大丈夫だよー」
あたしはグッドマークを作った。
「そか。緒方さん達が付いててくれてるんだっけ?」
「うん。朱里に付いててやれって言われたからさ!あたしも心配だったし」
あたしはそう言いながら眠っている朱里に目を移す。
綺麗な寝顔だなぁ…
女のあたしから見ても綺麗。
あ、そう言えば…
ちょっと健太に聞きたいことがあったんだ。
「あのさ、健太!ちょっといい?」
「ん?なんだよ、みず」
健太はキョトンとしながらあたしを見る。
「……あのさ」
「おぅ」
よし。
単刀直入に聞こう。