エリートヤンキーと引きこもり!
−学校−
紗梨奈「おはよう。莉花ぁ」
携帯をいじりながら話かけて来るのは、私の親友、秋本 紗梨奈
莉花「今日テストだねぇ。」
紗梨奈「莉花は余裕じゃん!まぁテストなんかぶっちゃけどうでもいいけどね。」
教師「テスト配るぞ−。席に着け−。」
予鈴がなり、私達は席に着き、テストが配られるのを待つ。
ガサガサ…
教師「始め!」
カリカリ…
カリカリとシャープペンシルで回答を記入する音が教室中に響く。
莉花(なにこれ…超簡単。サボるほどじゃないし、やろうかな。)
莉花は、問題を解きはじめた。
−5分後−
莉花(疲れたぁ(´ε`)紗梨奈何してんだろう…)
チラッと紗梨奈を見ると…寝てた。
莉花(寝てんしw)
教師「辞め!」
なんとか全教科終わらせ、紗梨奈に話かけた。
莉花「お前ず−っと寝てただろw」
紗梨奈「だってわかんないんだも−ん。」
教師「佐橋−!ちょっといいか?」
莉花「…莉花なんかした?」
紗梨奈「さぁ?とりま頑張れ」
私はトコトコと先生に着いていった。
教師「お前のクラスで、中原 龍って奴いるだろう?」
龍…?
莉花「龍?……あぁ!不登校の!」
教師「あぁ。呼び掛けても全く学校に来ようとしなくてな、お前から言ってやってくれないか?」
莉花「はぁ?なんで莉花が?」
教師「お前は成績優秀な生徒だから校則違反も多めに見てるんだ。だから優秀な生徒のお前がアイツに言ってやってくれ!」
莉花「チっ…面倒だなぁ…わかったよ。」