素直になれない私たち

「考えてる間に取られるぜ?」



「わかってるよ!!今日絶対近づく!」


「そこなくっちゃ!!」



肩をバンッと叩かれて田中たちの所に引っ張られて戻っていった。





戻ってみると2人は何か食べ物を買ってベンチに座って待っていてくれた。


「あっやっと戻ってきた!」


俺らに気づいた田中が声を掛けてきた。


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