電撃くれいじー
しかも男子は格好いい人がいない‥


あんなに夢見ていた高校生活はどこにいったのか‥





「ゆずゆ~、購買行かない?!」


高校に入って初めて出来た友達のゆりあが呼んでいる。
ゆりあは、周りでは珍しくこの学校にしては派手な子だからあたしと似ている。
そんなゆりあといると楽だ。




「うん、行く行く~!☆」





あたしたちはもっぱら、ガールズトークを毎日している。
ゆりあは他校に彼氏がいてらぶらぶだ。


あたしは、ノロケ聞き係。


「ゆずゆ~!もうほんと彼氏がかっこよくてさぁ~どうしよ!」


「はいはいっ、もう100回も聞きましたよ~っ(笑)」




ぶっちゃけ人の恋に興味はない。
なにしろ、あたし自身本気の恋をしたことがまだないからだ。


高校に期待していたがその期待は儚く消えた。
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop