電撃くれいじー
あたしは柄に合わず読書が好きだ。
今日も放課後は図書室に行く。




この学校の図書室は夕方になると西日がさしこんでとても綺麗なのだ。




「わぁ~‥今日も綺麗‥」



1人ごとのようにつぶやいただけだった。




「君もこの景色好きなの?」





隣の隣に座っていた男の子が
急に質問してきた。




「あっ、えっと‥はい!あの好きなんです!」




何気に男子と会話するのが苦手なあたしは言葉につまってしまった。




「俺も好きなんだぁ~。本当キレイだよね。一年生の子だよね?」




「あ、はいっ‥!斎藤ゆずゆです!」



なぜか名乗ってしまった。



「ははっ、自己紹介とキタか(笑)
俺は二年の栗原優貴。」



あっ、先輩だったんだ。



「よろしくです‥!」



「よろしくな。
斎藤さん毎日来てるよね?」


「はい!」


「そっか。じゃあまた明日会うな。ははっ。楽しみにしとく。じゃあまた。」






ほえ?
楽しみにしとくって言われちゃった?!
どゆこと?!
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop