ゴメン、素直になれなくて
歩夢から連絡が途絶えて
10日―…



私の気持ちは
ぐちゃぐちゃだった。


あんなに私になついていた癖に
なんなの!?


極端に言えば
エッチが途中で終わっただけじゃん。


それでこの仕打ち?


歩夢への怒りでいっぱいだった。


だけど
怒りと同時に寂しさもあって。


結局、私は歩夢に
そこまで愛されていなかったのかもしれない。



そう思うとたまらなく孤独で…


やっぱり私なんて…
と思ったりもした。



寂しいよ…











そんな時だった。


放課後
帰り道で先輩に再会した。


神様はいじわるだ―…








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