ゴメン、素直になれなくて
顔がにやける。

か…かわいい~


歩夢のストレートな言葉が新鮮で嬉しい。



先輩は…絶対こんな風には言わなかった。


だから私も素直になれなかった。



「……………」



…な~んて!


な~に暗くなってるんだろ?


こんなに幸せなのに!


《ありがと☆早くお風呂入っといで♪》



私は歩夢にメールを返して
手入れを再開した。




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