異世界転生記
………ギルド“フェアリー・ネスト”………
シュッ
「おっさん、来たぞー」
『よっ、6日ぶりー』
『おはよう……いや、こんにちはか?』
ルゥ、11時半だからこんにちはじゃないか?
「よう、やっと来たか
あと次からギルド内に転移して来るなよ」
転移じゃなくて“くうり”なんだけど
てか歩くの面倒臭いし
「じゃあ7帝のところ行くぞ
たぶん帝用の競技場にいるから」
集中してみると、魔力が高い人が6人ほどが一ヶ所に集まっている
「競技場って9階?」
「陸、知ってたのか?」
『少し集中すりゃ誰でも分かんだろ』
『他の人間よりも格段に多いしな
魔力制御してても質がいいから関係ないしな』
因みに制御しているのは4人か?
「………帝達の魔力制御は完成度高いからSくらいじゃないと分かんないぞ
制御具は苦手なヤツとか、もっと抑えたいヤツがやってるのだから更に完成度高いぞ」
そこまで難しいか?
ま、いいや
歩くの面倒臭いし“くうり”発動〜
シュッ