異世界転生記



 「あの、私たちも入れて欲しいのだけど」



金髪お嬢様的女子と、日本にいそうな黒髪の女子



「エリンも小夜もまだ組んでなかったんだね」


「はい、他のグループはどこも組み終わっているみたいで」


「こっちはエリン・ライタネスと音羽 小夜。2人とも僕達の幼なじみだよー」


「よろしくお願いします、篠月さん。エリンと呼んで下さい」


「……よろしく」



ルイが紹介すると、2人は頭を下げた


ってかなんか不機嫌?



「小夜は無口だがいいヤツだぞ」


なるほど


「俺は陸でいいよ」



「じゃあ始めよっか。最初は誰?」


「俺からやるぜ!」



やはりトップバッターは実験台



「じゃあゴキでも出して来い」


「ちょっとひどくねっ!?」


「たしかにそれはあんまりだよ、陸」


「そうですよ。タイン、落ち着いてやれば小鳥くらいは出て来ますから」



ルイとエリンが嗜めるが、陸と大して変わらない言葉



「任せとけ!!」


けどタインは何故かやる気になった


「タインは馬鹿だから」


なるほど〜


「……馬鹿でも出てくる」


「おう!期待しとけよ」





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