異世界転生記
「どうしたのー?」
「いきなり黙り込んでしまいましたが」
「魔武器2つ作ってたよな?もう1つは?」
《陸、大丈夫か?》
「大丈夫。ただ驚いただけ」
「2つ目の魔武器、どこ?」
「あぁ、ここ」
指差したのは、真下
「え?何も無いじゃん」
「えーっと、どういうことでしょう?」
「説明、欲しい」
《もしかして………。流石陸!面白いの作ったじゃん!!》
《成る程、初めて見るなぁ》
使い魔達は分かったらしい
「何言ってんだよ!何処にも魔武器なんかねぇだろ!馬鹿じゃねぇ!?」
イラッ
「お仕置き決定」
「は?ってうわぁぁあああっ!!」
陸の影から黒い触手が出て来て、タインを宙吊りに
「もう一つの魔武器、特殊効果は状態変化。武器とかにもなる」
するとタインは宙吊りのまま、影の中から黒い双剣が出現
かと思えば双剣は銃に、銃が鎌に、鎌が鏝(コテ)へと変わっていった
「いいから下ろせーっ」
しょうがないなぁ
ボトッ
「痛っ」
「よーし、終わったな。使い魔と魔武器の報告は………用紙を忘れたから明日!
このまま解散っつーことで」
だから教師としてどうなの?
まぁ楽だからいいけど
因みにみんな魔武器をアクセサリーに変えている
タインの剣はネックレスに、ルイのナイフはピアスに、エリンの弓は指輪に、陸の刀はブレスレットに変えた
因みに影(?)はそのまま影の中にある