複雑家庭〜私は今日も、幸せです〜【完】
「棆太朗は俺の元カノの兄貴!;;
ただの幼なじみだ!!;;」
俺はソファーの方へ逃げながら言う。
「そうか」
樹は何事もなかったようにテレビの配線を弄り出した。
優香は呑気に布団を干してる。
…樹、ごめん;;
“棆太朗は優香の初彼”なんて、俺には言えない。
絶対、俺が八つ当たりされるのが目に見えてる!!
俺はため息を吐きながら、両親の寝室だった部屋で、荷物の整理をしてる保の様子を見に行く。
保は出窓に座りながら、窓の下を覗いてる。
「栞…こんな高さから落ちたんかな…」
聞いてはいけないような一人言を聞いてしまった。
ただの幼なじみだ!!;;」
俺はソファーの方へ逃げながら言う。
「そうか」
樹は何事もなかったようにテレビの配線を弄り出した。
優香は呑気に布団を干してる。
…樹、ごめん;;
“棆太朗は優香の初彼”なんて、俺には言えない。
絶対、俺が八つ当たりされるのが目に見えてる!!
俺はため息を吐きながら、両親の寝室だった部屋で、荷物の整理をしてる保の様子を見に行く。
保は出窓に座りながら、窓の下を覗いてる。
「栞…こんな高さから落ちたんかな…」
聞いてはいけないような一人言を聞いてしまった。