ドロップ
「・・ですが我が校で誇りを持っています。また・・」
ぁ~眠い・・・。
いつまで話してんだくそジジィが。
遠藤は真面目に聞いてるし。
・・って寝てるし。
あ~早く終わんないかな・・
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「お~い・・・お前寝てんじゃねぇよ。もう終わったぞ?」
遠藤の顔が霞んで見える・・・
「え?もう終わった?」
周りに人はまばらしかいない。
「もう行こうぜ。」
先行くぞ、と言ってアタシを置いてった。
あの野郎どこまでひでぇ奴だな・・・
「ったくヤな奴・・もぅ・・」
小走りで追いかけながらぶつぶつ文句を言う。
「先に帰るとか有り得ないっつう・・の?」
校門には遠藤が立っていた。