ドロップ




「・・ですが我が校で誇りを持っています。また・・」






  ぁ~眠い・・・。





いつまで話してんだくそジジィが。


遠藤は真面目に聞いてるし。






  ・・って寝てるし。








 あ~早く終わんないかな・・





--------------






「お~い・・・お前寝てんじゃねぇよ。もう終わったぞ?」






遠藤の顔が霞んで見える・・・






「え?もう終わった?」





周りに人はまばらしかいない。






「もう行こうぜ。」







先行くぞ、と言ってアタシを置いてった。




あの野郎どこまでひでぇ奴だな・・・








  「ったくヤな奴・・もぅ・・」







小走りで追いかけながらぶつぶつ文句を言う。







「先に帰るとか有り得ないっつう・・の?」







校門には遠藤が立っていた。











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