ドロップ






待っててくれた?






 「来んの遅ぇよ・・・。」






いや、アンタが先行ったんじゃん・・・






「・・・(笑)いいとこあんじゃん♪」




なんか嬉しくなってスキップして遠藤を抜かした。






「ホラ~早く行くよ!」






「ってかお前が待たせてんだろ・・・しゃぁねぇ・・・ホラ行くぞ!」






 遠藤がアタシの横を通り抜けた。








「ぁ!遠藤ズルい!走るのなし~!」














一瞬心地よい風がアタシ達の前を吹き抜けた。














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