ドロップ





「それはダメ!!彼氏と約束したんでしょ?!」






そう、今日は祭2日目。

祐樹と行く約束をしている。






「そうだけど、眠いからさ~帰って寝たい。」






真央は眉間に皺を寄せてアタシを睨みつけた。






「ダ~メ!あゆは自由奔放過ぎるよ。大体彼氏が塾まで迎えに来てくれるなんて優しすぎるよ。」






あれ?コイツ祐樹の事嫌いとか言ってなかったっけ?






「自由奔放じゃなくて心の思うとおり素直に生きてるだけです。(黒笑)」







これまで我慢して生きてたんだし、これくらい罰当たらないっしょ?







「おぃおぃ素直とか言ってる人間が黒い笑み浮かべてるとか有り得ないっつぅの。」





「アンタは関係ないんだから黙ってろ!」






   全く・・・。







  -----ブーブーブー♪







「ぁ、祐樹だ。」






今着いたとのメール。









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