ドロップ






なんの事かわかんないアタシにちょっと強い口調で言った。




「だぁかぁら!プリクラ!彼氏のプリクラ隠してないで見せろよ~(笑)」




あぁ・・プリクラね。


なにニヤけてんだか。




「あるわけないじゃん。プリクラ撮った事ないし。」





平然と言うアタシにまたポカーンとした顔になった。


間抜けヅラ(笑)




「ぇ?ちょっと待って!彼氏とプリ撮ったことねぇの?!」




別に特別撮りたいと思わなかったし祭ん時そんな事考えてる余裕なんてなかった。


なんせ早く帰りたいって思ってたくらいだったからね~




「無いよ。他の奴と撮ったのならあるけど?」





ま、そいつらはアタシの彼氏じゃないから見せても意味ないけど。




いきなりテーブルをバンッと叩いた。




    ?!?!



しかも心なしか睨んでる。




「な、何・・・?」




恐る恐る尋ねてみた。


「あゆ~みチャン!」」




・・・は?


いきなりよっし~が頭をグリグリしてきた。




「い、いった~!っにすんだよ!」





あまりの痛さにちょっと涙が出てきた。






ほんのちょっとだからね?






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