家庭教師は俺の恋人【BL】
授業内容
「じゃあ、今日もよろしくお願いしますね。」
そう笑顔で、母は部屋を出て行った。
よろしくお願いしたくないんだけど…俺は。
「遊馬久しぶりだねー」
「そうっすね」
家庭教師2日目は、1日目から1週間くらいあとのことだった。
「何?今日は素っ気ないね、寂しかったの?」
「はぁ?寂しくないから!全く!」
「何それ、ツンデレ?」
「はぁ…もういい。早く授業始めよ。」
いつまでたっても、そんな会話が続きそうだから、俺は自分からそんなことを言った。
「あーそうだねー。遊馬はまじでバカだもんね。」
「黙れ」
「……」
「で、今日はなんの教科すんの」
「……」
「いや、あの、ごめん、嘘だから。喋っていいから!」
「えへ☆」
「きめぇ…」