ツンデレのお二人さまⅡ
「お前顔が怖ぇぞ。」
誰のせいよ、ばか。
なんていうの?
まさか!!
これ嫉妬!?
いやいやいや、あたし絶対嫉妬しないはず!!
だってそんな独占欲強くない!!
「どうしよう、志穂」
あたしは教室について志穂のところに行く。
「なに?
もしかしてヤった?」
ば、ばかーーー!!!
この状態でそういうこというなー!!
「その様子じゃ違うのね」
あ、当たり前でしょうが!!
「で、なに?」
あっそうだった。
志穂が変なこというから忘れてた。
「…あたし独占欲強い?」
あたしが真剣に悩んでるっていうのに
志穂はさらっと
「食にはね。
男には全っ然独占欲強くないと思いますけど?」