金龍~星たちの絆~
時雨「そういえば葵、髪伸びたね。」
葵「なんか髪伸びるの早いみたい。」
二か月で腰まで伸びた。
「ねえ、あの金髪女の子、超可愛いんだけど。」
「隣の男の子かっこよくない?顔似てるから、双子だよきっと!」
葵「なんか周り煩くなってきたね。」
時雨「なんて言ってるか聞こえる?」
葵「いや、まったく。時雨も知ってるでしょ。左耳の聴力も落ちたって。」
あの怪我で、葵の耳は、ほとんど聞こえなくなった。
補聴器をつければ、だいぶ聞こえるようにはなるが。
葵「後悔はしてないよ。大切な仲間を守れた。それだけで私は、とても幸せ。」
時雨「ああ、そんなの、葵を見てたらわかる。お前、いい顔してるもん。」
葵「そぉ?」
ああ。時雨はそう答えた。
でも時雨は、蓮のことを考えていた。
蓮の落ち込みようは、とてもひどかった。
時雨は蓮の気持ちを知っている。
だからこそ、そんな感情を寄せている葵に守られたことに、後悔してる。
でも、
葵なら、何とかしてくれるはずだ。
葵「なんか髪伸びるの早いみたい。」
二か月で腰まで伸びた。
「ねえ、あの金髪女の子、超可愛いんだけど。」
「隣の男の子かっこよくない?顔似てるから、双子だよきっと!」
葵「なんか周り煩くなってきたね。」
時雨「なんて言ってるか聞こえる?」
葵「いや、まったく。時雨も知ってるでしょ。左耳の聴力も落ちたって。」
あの怪我で、葵の耳は、ほとんど聞こえなくなった。
補聴器をつければ、だいぶ聞こえるようにはなるが。
葵「後悔はしてないよ。大切な仲間を守れた。それだけで私は、とても幸せ。」
時雨「ああ、そんなの、葵を見てたらわかる。お前、いい顔してるもん。」
葵「そぉ?」
ああ。時雨はそう答えた。
でも時雨は、蓮のことを考えていた。
蓮の落ち込みようは、とてもひどかった。
時雨は蓮の気持ちを知っている。
だからこそ、そんな感情を寄せている葵に守られたことに、後悔してる。
でも、
葵なら、何とかしてくれるはずだ。