金龍～星たちの絆～

早く帰ろう。

悪そうな人たちではなさそうだけど、
葵達に迷惑掛けるにはいかないもの。

優「すみません。お世話になりました。
　　このことは両チーム秘密にしまし
　　ょう。金龍「戦姫」として、
　　総長の名を汚すわけにもいかない
　　ので…」

これでいい、早く出たい。
なんか、長居してはいけない気がする。

だってここは…

蓮「まて、その怪我では、立つのもや
　　っとだろう？しばらく休んどけ。」

だって…

健「ま、まあ、確かにその怪我じゃ帰る
　　のも大変やろうし、しばらくくらい
　　なら置いてやってもかまわへん」

だってここは、

あたたかいの。

葵や、陸や、空や、京と同じ匂いがする。

絶対に、

抜けれなくなる。