金龍~星たちの絆~
輝「じゃ次、葵と蓮な。」

蓮「なぁ、葵って足速いのか?」
葵「う~ん、そこそこじゃないかな。空也のほうが速いし。」

蓮「え!あの、可愛い感じの奴がか?」
葵「うん、まあね。」

輝「位置について、よ~い、ドン!」

風が気持ちいい。そういえばよく走ったな、5人で。
いつも空が一番で、二番が私か京で、陸と優姫が最後で…。

て言うか、優姫と一緒に走ってたって感じだったよね、陸は。

あの時の優姫は、本当に幸せそうだった。

あの頃は……………。

日向「ひえ~。葵、また速くなったんじゃない?100m11秒43!」
藍「蓮さんは、12秒56。
  葵――!よくやった!よくやったぞ――!」
葵「あ、藍!ありがと~!」

蓮「…何じゃれあってんの?」

なぜイライラしているのか、わからない蓮君なのでした。

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