〜君へ〜
-バンッ-

「ァ!!夏美!!ぁんたここにいたの!?」

いきなり更衣室のドアを開けて入って来たのは、同い年で同期であり、親友でもある「松田 恵」。家も近く、部署も同じで最近ではずっと恵と一緒にいる。


「…メグ?」


「メグ?じゃないわよ!!いきなり部署カラ出て行っちゃうカラ何かあったのかと思うじゃなぃ!!」

「ごめん②!!ちょっとロッカーに忘れ物があって…」


「嘘ばっかり。なんか隠してるのバレバレだっつーの。」

ぅっ…鋭い。

「まぁ…ぁんたが隠すっていうくらぃなら、言えない事なんだろぅし聞かないでおいてあげる。」


「…ごめん」

「それ。課長に言った方がいーよ。」


「ぇ?」


「ぁんた、いきなり飛び出したカラ課長怒ってるに決まってるでしょーが!!」

「…キャー!!そぉだッ!!…どーしよー!!!!」

「まったく…これだから夏美は放って置けないのよね。 一緒に謝ってあげるカラ。行くョ!」

「ぅう〜…ありがとうメグ〜…」


頼もしい。私の大切な親友。メグみたぃな女の子になりたぃなぁ…。綺麗だし、しっかりしてるし…。彼氏サンとも仲良しみたぃだし…。ィィなァ…☆




って、そんな事言ってる場合じゃなぃ!!
部署に戻るって事は、悟がいるんだ!!!!

どうしよう…。

ドキドキドキドキ--


心臓が…息が…


どんな顔して会えばィィのよー!!!!
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