物語はいつまでも始まらない。


観察していると、
スライムっぽいモノが動き始めた。

気持ち悪いからすぐに手を離す。


スライムはやはりスライムだったらしい。



「お前さぁ、あのまんま進んでたら
 下水処理場に行くはめになってたぜ?」

「それはそれは!
 お助けいただき
 ありがとうございました」

それから、スライムの話が始まった。


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