その恋は永遠だった。






 「ねぇ・・・」


 突然、後ろから声がした



 「うわっはいっ!?」

 いきなりでびっくりした私は
 少し・・・いや、めちゃくちゃ
 焦って噛んでしまった



 くすくすっ



 後ろから笑う声が聞こえる

 「(うっ恥ずかしい)」



 赤い顔を後ろの人に見ないように
 下を向いて俯いていた



 やっと笑いが止まったのか、後ろの人が

 「面白いんだね」
 と言ってきた



 「すっすいません」

 私が謝るとその人は
 ベンチの空いている所に座った

 ・・・つまり私の右側






 「君さ・・・この前もいたよね?」


 この前…?



 不思議に思った私は顔を上げて
 その人の顔を見てみた



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