その恋は永遠だった。
偶然?。
【偶然?】
私が会いたいと思っていたベンチの男の 子は
私の隣に平然と座り鼻歌まで歌っている
どうしよう…
何か話しかけなきゃ…
一人焦っている私に気付いたのか
ベンチの男の子は私のほうを向いた
「ねぇ…君さ、この前の子だよね?」
と笑いながら言った
覚えててくれたんだ…
嬉しい様な恥ずかしい様な
なんか複雑な気持ち
「えぇっと・・・はい・・・多分そうです」
この前の子が本当に私かわからないから
言葉を濁らせた
だって私と目合わせたけど
違う人だったら恥ずかしいし…
「そっか・・・」
そう言ってそのベンチの男の子は
笑ってまた鼻歌を歌い始めた
「あの・・・」
「ん?」
にこっと笑うベンチの男の子に安心した 私は疑問に思った事を聞いてみた