その恋は永遠だった。






 あぁ、なるほどね!

 「ん!わかった♪
 堅苦しいのは私も苦手だからさ!」


 命にむかってそう言うと

 「よっし!これからよろしくな」

 って言葉と命の右手が私の前に来た


 えっと・・・握手でいいんだよね?

 そう思って命に恐る恐る右手を出した


 「よっし!」

 と言って握手している手を
 ぶんぶん振り回す

 ・・・なんか子供みたいだな





 その後、桜の下のベンチで色々な事を話  した

 誕生日や好きなもの、家族構成とか
 くだらない話もいっぱい



 ここで私と命は同い年だと知った

 見た目的には二つくらい上だと
 自分で勝手に思っていたから
 それを聞いた時はかなりびっくりした


 命は私を中学生だと思っていたらしい・・・


 いくら童顔でもそれはひどい

 そう言うと命は、ごめん
 と謝ったけど、言葉とは反対に笑ってるし


 私が拗ねたのをわかったのか


 「ごめんて!可愛いって意味だから」

 言っている意味をわかっていないのか
 涼しい顔でさらっと言われた

 私の顔は多分真っ赤だろう



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