その恋は永遠だった。
そして今に至る…という訳だ
「しっかし先生も鬼畜だな・・・」
もう少し近くの病院勧めてよ・・・
心の中で文句を言うが、ここまで来たの だから戻る訳にも行かない
家から病院までは車で30分
両親も姉も車を出せないから
電車と徒歩で病院まで行かなければいけ ないのだ
今からいく海の丘病院は
名前の通り海の近くの丘にある
電車はその丘の下まで
そこから海の丘病院までは
バスか徒歩しか手段がない
バスの時間がまだまだだったから
しょうがなく徒歩・・・
まだ春だというのに
かなり暑く登るまで一苦労だ
「よっし!後少し!」
やっと病院の玄関が見えてきた
そんな事でテンションがかなり上がった 私は重い足を進めた
海の丘病院の先生は
かなり優秀らしい
そしてかなり大きい
だから待合い時間もかなり長い
「待つの苦手なんだよな・・・」
そんな事を思いながら待合室の空いてる 席を探した