俺様王子はシャイボーイ?!
『俺は奈央のこと、本気で好きだぜ?』
そう言って私の頭をぽんぽんとする蓮。
「…ばか」
また勝手に赤くなっちゃうじゃん。
キーンコーンカーンコーン―――――
昼休みの終わりを告げるチャイムがなった。
『じゃあな』
蓮は私の頭を優しく撫でて、教室を出ていった。
「はあー…」
私は自分の席に座った。
長い昼休みだったなー…。
私、どんどん有名人になってない?
あー、めんどくさっ
…ていうか、