俺様王子はシャイボーイ?!
『逢坂戻っていーよ?俺このまま授業さぼるわ』
「え、ずるいー。私も授業さぼらせてよ」
『おー。なんか、色々ありがとな?』
私、なんもしてないんだけどな。
宮市のためになったなら良かった良かった。
…おっとお。
宮市くん、私の肩寄りかかってきてるんだけど。
いやーん
だいたーん。
なんつって
お疲れ様、宮市。
今日は特別に私の肩貸したげるよ。
のほほーんとした空気が流れていたとき
ガラガラッッ…―――――