鬼の名の下
「もし、君が未来から来たと前提を置くとしよう」



前提、ですか・・。なるほど、そりゃぁ信じられないだろうしね。




「君は・・・帰れる術を持っているのかね?」





ビクッ




『・・さぁ、どうでしょう』




白羅が居ればそれも出来るかもしれない。


だけど、それで?



その後は、一体どうなる?



明の為に生きると決めたのに・・


明の居ない世界にまた戻る。




< 110 / 163 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop