鬼の名の下
「嘉応君・・?嘉応、夜歌君・・?」


ノッソリと起き上がった近藤さん。それはまるでゾンビのような起き上がり方・・つうか、最早這い上がり方?




「ふ、ふふふっ・・・」


ひぃぃぃぃぃ!!!めっちゃ、恐い!


何?何か近藤さんの性格変わってね?超変わってね?ヤバクね?



・・・・ガチで恐いっス。



「君に怪我させた罪キッチリ償わせてもらうよ」



『・・嫌、別に償ってもらわなくてもいいッスけど』


「なぁにを言うかぁぁぁぁぁ!!!」


『ヒィッ!?』


ガシッと両肩を掴まれて至近距離に顔が近づく。


・・・優しそうな顔してるなぁ。きっと根元の底から優しい人なんだろうな・・・



って、そうではなぁぁぁい!!!


近い近い近いっ!!


< 157 / 163 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop