鬼の名の下
・・・綺麗な顔?


『僕が?』


「なんにゃ、無自覚か?」



そう言いながら既に刺身に手をつけている白羅。



『僕綺麗な顔している?』



「俺が今まで見た中じゃダントツにゃ。あのヒミコよりもきれいにゃ」



やっぱ卑弥呼って綺麗だったんだ・・・。



歴史を知ってしまった・・!



「うんまいにゃぁー」


『あ、こら!僕の分にまで手を出すな!』


「にゃッ!?それ、俺の魚ぁー!」


この後、まさかあんな目にあうなんて予想もせず、僕たちはただ夕餉を楽しんでいた。



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