鬼の名の下
入り口は２人の羽織を羽織った男が逃げ出すものが居ないかと待機していた。


その横をすり抜けて、部屋の真下まで行く。


「おい、貴様ｯ！」

「ここへ何用か・・あっ？」



現代には喋っている間に攻撃してはいけないというルールは存在しないのだ！


いや、別に攻撃するわけじゃないけどさ・・。


とにかく、その羽織を羽織った男たちが喋っている間に思いっきり足に力をいれ、



僕は・・跳ねた。



それはもう軽々と・・・・。



ガシャッ


と瓦の音がして瓦の上に着地してそこから僕の部屋へと入った。


『白羅ｯｯｯ!!!』


叫ぶに近い声を上げ部屋を見回す。


すると隅で何かが動いた。


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