鬼の名の下
いつだってそうだ・・



僕は、誰かを、何かを傷つけることしか出来ない。




「そう・・未来から・・」



信じるのか・・?こんな突拍子も無い話を。




「ねぇ、その・・何かこう・・ないの?」



『何か・・?』



「信じてないわけじゃないけど、やっぱり・・その・・」


なるほど。そう言うことね・・・。



何かあったかな・・・?


あ、そうだ・・!



「聞いてる・・っ!?!?」


口を開いた明の口の中に飴を放り込んだ。



梅味キャンディー。



さすがにこの時代じゃそんなもの無いだろうし。


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