ホタルのヒカリ
オレは思わず感心してしまった。

オレが感心していると、影原が話しかけてきた。


「ねぇ、平野君。これってどこに置けばいいかなぁ?」
「えっ?あぁ。あそこにでも置いとけばいいんじゃねぇの?」
「あそこか…わかった!ありがとう♪」


そう言うとまた整理を始めた。

オレも整理を初めて、資料室は徐々にきれいになっていった。

―1時間後―


がんばりのかいあって、資料室は担任がかなりびっくりするほど、きれいになった。




オレも違うことにびっくりしていた。

まず影原の行動。
もう1つは、影原に話しかけられても特に嫌じゃなかったこと。

…オレ自身、自分の中の影原のイメージが少し変わったのがわかった。


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