震度x
畑を過ぎ、家の南側にある薬局を過ぎて家をちらりと覗く。
すると、家は外観は何もないように、ちゃんとあった。
よかった、とただ思った。
薬局の駐車場は、満車状態だった。
開いてないはずなのに、どうしてだろうと思った。
避難所に指定されている近くの中学校に避難するらしい人達が、ちらほら歩いていた。
薬局の駐車場の角を左に曲がり、少し歩いてから小さな住宅地に入る左の道に曲がる。
まず驚いたのは、角の家の屋根の瓦がほとんど落ちていて、道路がオレンジに汚れていたこと。
右側にある二棟のアパートの屋根も一部瓦が落ちている。
すごいな、と驚きながらその道を歩いていき、すぐに家の前に着いた。
早く中に入ろう……!
そうは思うものの、余震が起き、私はパニックになって道路でぐるぐると回った。
どうしよう、どうしよう、と。
その言葉は、自然と口から漏れていた。
.
すると、家は外観は何もないように、ちゃんとあった。
よかった、とただ思った。
薬局の駐車場は、満車状態だった。
開いてないはずなのに、どうしてだろうと思った。
避難所に指定されている近くの中学校に避難するらしい人達が、ちらほら歩いていた。
薬局の駐車場の角を左に曲がり、少し歩いてから小さな住宅地に入る左の道に曲がる。
まず驚いたのは、角の家の屋根の瓦がほとんど落ちていて、道路がオレンジに汚れていたこと。
右側にある二棟のアパートの屋根も一部瓦が落ちている。
すごいな、と驚きながらその道を歩いていき、すぐに家の前に着いた。
早く中に入ろう……!
そうは思うものの、余震が起き、私はパニックになって道路でぐるぐると回った。
どうしよう、どうしよう、と。
その言葉は、自然と口から漏れていた。
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